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被災建築物応急危険度判定の概要

印刷用ページを表示する 掲載日:2010年4月1日更新

■制度の目的
 被災建築物応急危険度判定(以下「判定」という。)は、地震により被災した建築物について、その後の余震等による倒壊の危険性ならびに建築物の部材等の落下あるいは転倒の危険性をできる限り速やかに判定し、その結果に基づいて恒久的復旧までの間における被災建築物の使用にあたっての危険性を情報提供することにより被災後の人命に係わる二次災害を防止することを目的とします。

 ※この調査は、地震発生後の二次災害防止のためにおこなうもので、罹災証明のための調査(被災度区分判定:応急危険度判定が終了してから実施)とは異なることに注意してください。
 

■解説
・応急危険度判定士
 判定業務に従事する者として、埼玉県被災建築物応急危険度判定士認定要綱に基づき知事の認定を受けた者又は埼玉県以外の都道府県の知事が定める者をいいます。 応急危険度判定は、原則として被災市町村の災害対策の一環として行われますが、民間判定士については、地方公共団体からの要請による防災ボランティアとして行われます。
 (判定・訓練に従事する場合、全国被災建築物応急危険度判定協議会の補償制度が適用されます。)

 応急危険度判定養成講習会のご案内

判定写真1判定写真2

 参考:応急危険度判定士の活動の様子(過去の判定模擬訓練から→模擬訓練についてはこちらへ) 

・応急危険度判定コーディネーター
 判定の実施に当たり、判定実施本部、判定支援本部において、応急危険度判定士の指導・支援を行う者をいいます。
 
■連絡体制
・地震により被災した建築物は、市町村の災害対策本部(応急危険度判定実施本部)が判定を実施します。(県は原則として支援本部となります)  現在、県と各市町村、彩の国既存建築物地震対策協議会で協力して、各市町村における実施体制の整備を促進しています。 平成20年4月1日現在、判定士への連絡網を作成した市町村は、70市町村中 22市町です。
 

参考 過去に実施された主な判定活動 (※ (   )内の数字は、埼玉県が判定活動をした実績)

地震の名称

発生日

実施主体

判定実施期間

判定人員

判定棟数

判定の結果

兵庫県南部地震
H7.1.17
兵庫県、
神戸市ほか
H7/1/18~2/9
(H7/1/24~2/7)
6,468名
(  40名)
46,610棟
(約160棟)
調査済 30,832棟
要注意 9,302棟
危 険 6,476棟
鳥取県西部地震
H12.10.6
鳥取県、
島根県ほか
H12/10/7~10/20
 332名
4,080棟
調査済 2,138棟
要注意 1,499棟
危 険 443棟
平成13年芸予地震
H13.3.24
広島県、山口県、
愛媛県、広島市ほか
H13/3/25~4/12
636名
1,763棟
調査済 168棟
要注意 921棟
危 険 674棟
宮城県北部地震
H15.7.26
宮城県、
矢本町、鳴瀬町など
H15/7/27~8/3
743名
7,245棟
調査済 3,804棟
要注意 2,181棟
危 険 1,260棟
新潟中越地震
H16.10.23
新潟県小千谷市、
川口町ほか
H16/10/23~11/10
(H16/10/27~10/31)
3,821名
( 129名)
36,143棟
( 1,231棟)
調査済 19,778棟
要注意 11,122棟
危 険 5,243棟
新潟中越沖地震

H19.7.16

新潟県柏崎市、
出雲崎町、刈羽村

H19/7/16~7/23
(H19/7/19~7/23)

2,314名
( 159名)
34,048棟
( 1,081棟)
調査済 20,150棟
要注意 8,943棟
危 険 4,955棟
東日本大震災

H23.3.11

岩手県、宮城県、
福島県、茨城県、
栃木県、群馬県、
埼玉県、千葉県、
東京都、神奈川県、
新潟県、長野県、
静岡県

(H23/4/23~4/24,5/8)

8,808名
(17名)
98,058棟
(135棟)
調査済 62,085棟
要注意 23,998棟
危 険 11,975棟

(参考)東日本大震災での埼玉県判定士の活動
女川判定活動

 

■判定の結果表示
 見やすい位置に下の「判定ステッカー」(A3版)を貼付します。

調査票赤 調査票黄調査票緑
 判定ステッカーは、建築物の棟ごとに表示を行います。 特に注記欄には、何が原因で判定結果(危険等)になったのかが記入してありますので、建築物を利用する場合の参考にしてください。