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里親制度を知っていますか?

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年9月1日更新

里親とは?

 里親とは、病気や家庭の事情など何らかの理由で親が子どもを育てられない場合に、一時的または継続的に、子どもを預かり、育てる人のことです。
 県内では、平成23年4月1日現在、417世帯の方が里親として登録され、182人の子どもが養育されています。
 子どもたちが健やかに育つためには、一人一人に合った、温かい環境の中で過ごすことが大切です。
 近年、児童虐待などの理由で保護が必要な子どもの数が増えています。多くの方に里親になっていただくとともに、里親制度にご理解いただけるよう、ご協力をお願いします。

里親の種類

 里親の種類は、次の4種類あります。 

養育里親

専門里親

養子縁組里親

親族里親

 保護者のいない児童や保護者に監護させることが不適当と認められる児童(要保護児童)を養育する里親

 要保護児童のうち、養育に関し特に支援が必要な児童を養育する里親

・児童虐待等の行為により心身に有害な影響を受けた児童

・非行のある又は非行に結び付くおそれのある行動をする児童

・身体障害、知的障害又は精神障害がある児童

 養子縁組によって養親となることを希望する里親 両親等の死亡、行方不明、拘禁等の理由で保護の必要がある児童の扶養義務者の親族が当該児童を養育する里親

里親になるための要件   

 里親になるために、特別な資格は必要ありません。ただし、次の要件を満たしていなければなりません。

  1. 要保護児童の養育についての理解及び熱意並びに要保護児童に対する豊かな愛情を有していること。
  2. 経済的に困窮していないこと。(要保護児童の親族である場合を除く。)
  3. 本人又はその同居人が、所定の欠格事由に該当しないこと。
  4. 県が行う所定の研修を修了したこと。

 また、専門里親になるためには、上記に加えて別途要件が設けてあります。
 このほかにも、児童の養育に関して守るべき基準が設けられています。

 詳しくは児童相談所へお問い合わせください。

里親登録までの流れ   

 里親登録されるまでには、以下のような手続きが必要になります。まずは、お住まいの地域を管轄する児童相談所にお問い合わせください。   

里親の申請・登録の流れ

子どもの紹介から委託まで

 児童相談所は、両親・家族の希望や保護を必要とする子どもの状況から、登録した里親の中から候補者を選んで、子どもを紹介していきます。
 子どもが里親家庭で暮らすことが良いと判断した場合、児童相談所から里親に子育てをお願いすることになります。
 子どもを養育している期間には、養育費として、里親手当、生活費、学校教材費、お子さんの医療費などが、公費で支給されます。また、所得税法の扶養控除が受けられます。 

  1. 里親関係諸費一覧[PDFファイル/274KB]
  2. 学年別里親関係諸費一覧(幼稚園・小学校・中学校)[PDFファイル/337KB]
  3. 学年別里親関係諸費一覧(特別支援学校・高等学校)[PDFファイル/339KB]

里親になって・・・

 里親として8年間活動している、県内のご夫婦にお話を伺いました。

Q 里親になったきっかけは?

 大家族で育ち、親せきの子どもを預かったりしていました。旅行先のドイツで里親をしている家庭に滞在したこともあり、将来、里親になってみたいと思っていました。

Q 今までの経験は?

 数日間から長期間まで、男女合わせて5人の子どもを預かってきました。初めは戸惑ったり警戒したり、大変な面もありますが、毎日向き合う中で信頼関係も進み、大人を受け入れてくれるようになります。しばらくはかたい表情の子も、本当にいい笑顔を見せてくれます。苦労もありますが、その分喜びも大きいものです。

Q 里親制度を支えるには?

 わたしたちの場合は、地域の方たちが子どもに声を掛けたり、温かく見守ってくれています。
 里親になるところまではいかなくても、地域で里親をしている人を応援してもらえれば、と思います。里親が特別なものではなく、ボランティアの1つとして自然と広まればうれしいです。