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教えて!お仕事/仕事ファイルNo.18 寿司職人

印刷用ページを表示する 掲載日:2010年3月19日更新
寿司や
仕事ファイルNo.18
寿司職人(すししょくにん)
小沼真一さんの写真
教えてくれた人
寿司割烹(すしかっぽう) 山水(さんすい)(さいたま市)
小沼(おぬま) 真一(しんいち)  さん

1 寿司職人ってどんな仕事?

寿司を握る小沼さんの写真

 世界的(せかいてき)に有名な日本食の1つ「寿司」。
 マグロやイカ、エビ、カッパ巻(ま)きなどいろんな種類(しゅるい)があって、どれもおいしいものばかり。みんなもきっと、好(す)きだよね?今回は、そんな寿司を作る寿司職人の仕事を紹介(しょうかい)します。

  お寿司のおいしさを左右するのは、何と言っても鮮度(せんど)です。寿司職人には、寿司ネタの鮮度を落とさないように調理(ちょうり)をする、手際(てぎわ)のよさが求(もと)められます。
 ちなみに、ごはんに酢(す)を混(ま)ぜることやわさびをつけること、笹(ささ)の葉を添(そ)えることも、寿司ネタが傷(いた)まない工夫(くふう)なんだそうですよ。

小沼さんがお客さんにお寿司を提供する写真

小沼さんが握ったお寿司の写真

 また、お客さんの前で仕事をしますから、お客さんにお寿司を美味しく食べてもらえる雰囲気(ふんいき)づくりも重要(じゅうよう)です。だから、寿司職人は明るくて、おしゃべりが得意(とくい)で、思いやりのある人ばかり。
 世界に誇(ほこ)る伝統(でんとう)の食文化は、このような人たちが支(ささ)えているんですね。

2 教えて!小沼さん

 コバトン
コバトン 小学生の時に好(す)きだった教科(きょうか)は何ですか?その理由(りゆう)は?
小沼さん 図工です。ものづくりが好きだったんです。プラモデルやラジコンの組み立てや、自転車のパンク修理(しゅうり)などは得意でしたね。
 小沼さん
 コバトン
 そのころ、小沼さんが憧(あこが)れていた仕事は何でしたか?
 おじいさんが大工だったので、大工に憧れていました。
小沼さん
 コバトン
 小沼さんが寿司職人になろうと思ったきっかけは何ですか?
 大工に限(かぎ)らず、技術者(ぎじゅつしゃ)になりたいなあとずっと思っていたんです。それで、高校生の時に寿司屋でアルバイトをしていて、寿司職人も技術者だということに気がついたんです。それに、私はお寿司が大好きだったので、自分で作って食べてみたいなあとも思ったんですね。
 小沼さん
 コバトン
 寿司職人になるためには、どんな学校に行けばいいのですか?
 必(かなら)ず行かなければいけない学校はありません。まず寿司屋に就職(しゅうしょく)して、修行(しゅぎょう)を積(つ)まなければなりません。
 私の場合は、高校を卒業(そつぎょう)して寿司屋に就職しました。
 小沼さん
 コバトン
 寿司職人になるために、必要(ひつよう)な資格(しかく)や、受けなければいけない試験(しけん)はありますか?
 必要な資格はありません。寿司屋に就職してから、調理師(ちょうりし)免許(めんきょ)や寿司の専門調理師の免許を取ることができます。
 小沼さん
 コバトン
 寿司屋に就職すると、まずどんな仕事をするんですか?
 私の場合は、出前(でまえ)や皿洗(さらあら)いです。1年ぐらい経(た)った頃(ころ)に、魚や貝をおろさせてもらえるようになりました。すぐにはお寿司は握(にぎ)れません。
 小沼さん
 コバトン
 寿司を握れるようになるのは、どのくらいからなんですか?
 寿司職人になって3から4年経った頃に、のり巻きの作り方から、少しずつ教えてもらえました。
 小沼さん
 コバトン
 寿司職人として、大切なことはなんですか?
 やる気と元気ですね。寿司職人は、すぐ一人前になれるものではないので、あきらめずに根気(こんき)よく取り組む姿勢(しせい)が必要です。
 小沼さん
 コバトン
 たしかに、お寿司屋さんって元気なイメージがありますよね。
 実は、人間ですから、気持ちが落ちこんでしまう日もあるんですよ。
 でも、みなさんも、落ち込んでいる人を見ながら、お寿司は食べたくないですよね?だから、寿司職人はどんな時でも元気でいることが大切なんです。
 小沼さん
 コバトン
 女性(じょせい)でも寿司職人になれますか?
 女性の寿司職人はたしかに少ないですが、やる気と元気があればなれると思います。
 小沼さん
 コバトン
 寿司職人をしていて良(よ)かったなあと思うのはどんな時ですか?
 私が握った寿司を、お客さんが「おいしい」と喜(よろこ)んで食べてくれるのを見た時はよかったなあと思います。
 小沼さん
 コバトン
 寿司職人をしていて、つらいなあと思うのはどんな時ですか?
 年末年始(ねんまつねんし)やゴールデンウィークなどに休みが取れないことです。大勢(おおぜい)の人が休んでいる時に、休みたいなって思う時がありますね。
 小沼さん
 コバトン
 今の小沼さんの夢(ゆめ)はなんですか?
 仕事をしながらたくさんの人と関(かか)わって、楽しい時間をたくさん作っていくことです。そして、ゆくゆくは自分のお店を持てたらいいなあと思っています。
 小沼さん
 コバトン
 最後(さいご)に、埼玉県のこどもたちにメッセージをお願(ねが)いします。
 私たち寿司職人は、お客様に喜んでもらえるように、精一杯(せいいっぱい)仕事に取り組んでいます。
 みなさんも、自分のまわりの人たちのことを大切にして、たくさん遊んだり学んだりしてくださいね。
 小沼さん

3 ある日の小沼さん

7時00分
起床(きしょう)、朝食
7時30分
家を出る。
8時00分
お店に到着(とうちゃく)。
 ネタの陳列(ちんれつ)、ミーティング、仕込(しこ)み
10時30分
開店
  出前の対応(たいおう)や宴会(えんかい)の準備(じゅんび)。
 包丁
  仕事の合間(あいま)を見て、昼食を取ります。
2時30分から4時00分
休憩(きゅうそく)
 接客(せっきゃく)
  出前や宴会の対応。
21時30分
閉店(へいてん)
 後片(あとかた)づけ、掃除(そうじ)。
22時00分
帰宅(きたく)して夕食。入浴(にゅうよく)。
23時00分
お客さんの情報(じょうほう)などを整理しておく。
0時00分
就寝(しゅうしん)
料理のために、魚などの身を切り分けること。