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肉は生で食べないで!!

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年3月3日更新

肉は生で食べないで!!

 最近、鶏のタタキ、牛レバ刺しなど、肉の生食を原因とする、カンピロバクター食中毒や腸管出血性大腸菌食中毒が多発しています。カンピロバクター食中毒発生状況

 特にカンピロバクター食中毒は平成21年に、国内で発生した食中毒1048件の3分の1(345件)を占めています。
 この菌は、ごく少量でも食中毒を引き起こします。たとえ、食肉が新鮮であっても、未加熱(刺身)や加熱不十分な状態のまま食べることは、食中毒の原因となり危険です

 カンピロバクターは熱に弱く、充分に加熱すれば死滅します。
 カンピロバクターの特徴を知り、食中毒を予防しましょう。

このような食品でカンピロバクター食中毒が起きています

 カンピロバクターは健康な鶏、豚、牛などの腸内に常在しています。これらが食肉となったときにも菌を完全に除去することはできず、流通する食肉にも高率で食中毒菌が付着しています。
食中毒の原因となりやすいものは鶏刺し次のとおりです。
レバ刺し●鶏肉の刺身、牛レバーの刺身など
●バーベキューでの焼肉
●加熱不足の親子丼
 

肉の生食・加熱不足による食中毒予防のポイント

1 肉は生で食べると、食中毒になることがあります

 鶏肉の刺身、牛レバーなどによる食中毒の原因菌である「カンピロバクター」や「腸管出血性大腸菌」は、少量の菌で食中毒を起こします。新鮮であっても、菌が付いている食肉を生で食べれば、食中毒になる可能性があります。
  新鮮だから生では危険です

2 しっかり加熱-生焼けにも注意

 細菌は熱に弱いため、十分に熱を加えれば死滅します。また、表面が焼けていても、中がまだ生のことがあります。よく確認してから食べましょう。
  表面だけ加熱は危険です

3 調理器具は使い分けて

 肉を食べるはしと、焼くはしを別に用意しましょう。
 肉に触れた食器や調理器具等は、十分に洗浄・殺菌しましょう。

4 子ども、お年寄りは危険です

 特に、小さなお子さんやお年寄りなどは、食中毒の症状が重症化してしまうことがあります。生食や加熱不足は絶対にやめましょう。

5 「生食用」の牛肉、鶏肉は流通していません

 生で食べられる肉やレバーは、厚生労働省が定めた衛生基準を満たしている食肉処理場で処理されたものに限られます。
 しかし現在、 牛肉やレバーは生食用としての出荷実績はありません。埼玉県が行った調査では、「生食用」ではない食肉を出していた店が、平成21年には237店舗中155店舗あったため、指導を行いました。平成22年には71店舗中28店舗と減少しましたが、依然として加熱用の肉を生食用として提供している店がありました。
 このため、牛肉、鶏肉は、生で食べると高率で食中毒になる可能性があります。
  生食用の肉は流通していません