県立高校「キャリア教育」指導資料
平成21年3月
[ダウンロード/印刷用 [PDFファイル/4.83MB]
はじめに
近年、産業・経済の構造的変化や雇用の多様化・流動化等が進行する中、生徒たちの進路をめぐる環境は大きく変化しています。このような変化の中で、生徒たちが様々な課題に柔軟かつたくましく対応し、社会人・職業人として自立していくためには、生徒の勤労観や職業観を育てるキャリア教育を一層進める必要があります。
平成18年12月に改正された教育基本法において、教育の目標に「職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと」と規定されており、先ごろ示された高等学校学習指導要領においては、「生徒が自己の在り方生き方を考え、主体的に進路を選択することができるよう、学校の教育活動全体を通じ、計画的、組織的な進路指導を行い、キャリア教育を推進すること」と規定されました。
このように、県立高校においても、これまで各学校が工夫し実施してきたそれぞれの取組を教育活動全体の中で整理し直し、キャリア教育をより計画的、組織的、系統的に推進する必要性が生じてきました。
このことを踏まえ、本指導資料においては、県立高校におけるキャリア教育の推進のねらいとして「生徒が主体的に進路を選択する能力の育成」を掲げております。この能力については、自己の在り方生き方を探る「自分探し」と関連付けられることも多いと思います。「自分探し」については、在り方生き方を探る過程で、生徒自身に好きなものが見つかった場合には、生徒のやる気につながり、学習意欲も喚起され、基礎基本の習得にも耐えられるようになる効果があります。一方、生徒に好きなものが見つからない場合には、各教科等の基礎基本の習得や日々の学習を通して、自分自身を高めた上で、自分の在り方生き方を見つけていく方向に生徒を導くことが必要となります。
つまり、生徒の進路を選択する力の育成は、「自分探し」だけに終わらず「基礎基本の習得」「より高度な知識・技能の習得」「様々な体験活動」などとのバランスをとって推進することが大切です。
キャリア教育は、これまで、主としてホームルーム活動や総合的な学習の時間において行われてきました。このことを踏まえ、今回、キャリア教育を支える教科指導や教科指導におけるキャリア教育も重要であるという視点に立ち、「県立高校キャリア教育指導資料作成委員会」で検討したものを指導資料としてまとめました。
それぞれの学校の実情に応じて本指導資料を活用していただき、キャリア教育が一層推進・充実されることを期待します。
目 次
- はじめに [PDFファイル/90KB]
- 第1章 県立高校のキャリア教育推進について [PDFファイル/464KB]
- 県立高校のキャリア教育推進のねらい
- 教育活動をキャリア教育の視点から点検
- キャリア教育の全体計画の作成
- キャリア教育の実践と評価
- 生徒にとってのキャリア教育のまとめ方
- 第2章 キャリア教育について [PDFファイル/306KB]
- キャリア教育とは
- キャリア教育が求められる背景
- キャリア教育の必要性
- キャリア教育の意義
- キャリア教育と進路指導
- 第3章 キャリア教育と体験活動 [PDFファイル/249KB]
- 体験活動の活用
- 体験活動の意義
- キャリア教育と体験活動
- 第4章 今後のキャリア教育のあり方 [PDFファイル/360KB]
- 学校教育に求められていること
- キャリア教育の教育課程上の位置付け
- キャリア教育の構造化による教育課程の編成
- 今後のキャリア教育
- キャリア教育の推進について
事 例 - 事例1 県立浦和高等学校 [PDFファイル/651KB]

- 事例2 県立熊谷工業高等学校 [PDFファイル/544KB]

- 事例3 県立幸手商業高等学校 [PDFファイル/1.47MB]

- 事例4 県立草加高等学校 [PDFファイル/578KB]
- 事例1 県立浦和高等学校 [PDFファイル/651KB]
関係資料等 - 高校生インターンシップモデルプラン [PDFファイル/789KB]
埼玉県産業人材育成推進会議 キャリア教育推進部会編 - 「キャリア教育」資料集
-文部科学省・国立教育政策研究所- 研究・報告・手引編〔平成20年度増補版〕
※この冊子の中の「小学校・中学校・高等学校 キャリア教育推進の手引」は特に重要です。 - キャリア教育 体験活動事例集(第1,2分冊)
-家庭や地域との連携・協力-(文部科学省・国立教育政策研究所)
- 高校生インターンシップモデルプラン [PDFファイル/789KB]

