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セルフのガソリンスタンドで給油する際の注意点について

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年5月10日更新

  セルフスタンドで給油する際に、ガソリン等が吹きこぼれたことはありませんか?
  平成18年7月の石油連盟等の調査報告では、セルフスタンドの95.5%で「過去1年間にガソリン等の吹きこぼれが発生したことがあるとの回答でした。この調査報告に基づき、平成18年8月、総務省消防庁が注意を呼びかける通知を出しています。
  吹きこぼれたガソリン等に引火すると、大きな怪我や事故につながります。
  このページでは、セルフスタンドで給油する際の注意点についてお知らせします。

ガソリンや軽油の買いだめに関して

ガソリンスタンドの利用者の注意事項

  • ガソリンや軽油の買いだめは極力控えてください。
    ガソリンや軽油は「危険物」です。
    ガソリンは容易に気化し、小さな火源でも爆発的に燃焼する物質です。
    軽油は、大量に保管すると火災危険性が高まるとともに、一旦火災が発生すると大火災になる危険性があります。  
  • セルフスタンドでは、利用客が自らガソリンを容器に入れることはできません。     
    特に、灯油用ポリ容器(20リットル)にガソリンを入れることは非常に危険ですので行わないでください。

ガソリンスタンドの所有者等の注意事項

 セルフスタンドでは、利用客が自らガソリンを容器に入れることはできないため、 利用客が自らガソリンを入れることがないよう、十分監視してください。

吹きこぼれによる事故に注意しましょう!

吹きこぼれによる事故とは? 

コバトンの絵

 固定給油設備(計量機)には、満量停止装置(オートストップ)が備えられており、通常、燃料が満量になるとオートストップが機能して、給油が止まります。
 しかし、流量が一定以下の場合又は給油ノズルを奥まで差し込まない場合には機能しないことがあり、ガソリン等が吹きこぼれてしまいます。 
 ガソリンは引火しやすいので、吹きこぼれてしまうと大変危険です。
 平成18年7月の石油連盟等の調査報告に基づき、平成18年8月に総務省消防庁が注意を呼びかける通知を出しています。
 また、平成19年3月にも総務省消防庁が安全対策に関する通知を出しています。

吹きこぼれによる事故をなくすためには?

(1)給油ノズルを給油口の奥まで差し込み、レバーを完全に握って給油する。
(2)給油開始後、早期にオートストップが作動し、給油できない場合には、給油方法についてセルフスタンドの従業員に指示を仰ぐ。

(3)
一度満量停止した場合には、注ぎ足して給油しない。

(4)給油後は、給油ノズルを確実に元の位置に戻す。 

 関連リンク

セルフスタンドで給油する際の注意点

絶対守って欲しいこと。

 ガソリンはとても引火しやすい物質ですので、取扱いには注意が必要です。 ライターやタバコの火の他に、静電気や衝撃の火花によっても引火します。
 火災や吹きこぼれによる事故を起こさないために、以下の注意点をお守りください。

コバトンの絵
  • 車のエンジンをかけたまま給油しない。
    法律で禁止されています。また、可燃性蒸気に引火する危険性が高まります。
  • 給油中にライター、タバコなどに火を着けない。
    ライター等の火が可燃性蒸気に引火します。
  • 給油前に静電気をしっかり除去する。
    静電気による火花が可燃性蒸気に引火します。
    特に冬季は静電気がたまりやすいので注意が必要です。
  • 給油中にその場を離れない。
    車に乗るとまた静電気が発生します。
  • 給油ノズルを給油口の奥まで差し込み、注ぎ足しをしない。
    吹きこぼれが発生します。
  • ガソリンを容器に詰め替えない。
    法律で禁止されています。また、可燃性蒸気が大量に発生するとともに静電気も発生して危険です。
  • 給油後、給油ノズルを計量機に戻すときは、給油レバーを握らない。
    ガソリン等が流れ出し、ケガをすることがあります。

軽自動車に給油するのは「軽油?」、「ガソリン?」

コバトンの絵 セルフスタンドにおいて、『』自動車に『』油を誤給油したことによると考えられる自動車の走行トラブルの発生が、報道等により指摘されています。
 油種を間違えてガソリン車に軽油を給油したり、ディーゼル車にガソリンを給油することにより、走行中にエンジンが止まったり、エンジンが壊れることもあります。
 給油の前に油種の確認をお願いします。油種は車検証に記載されています。

<参考>   油種によって計量機のノズルカバーやノズル受けが色分けされています。
  「ハイオクガソリン」→  黄色  
  「レギュラーガソリン」→  赤色  
     「軽油」→  緑色   

もし事故になったら

  • 吹きこぼれた場合
    給油ノズル等はそのままにして、従業員を呼びましょう。
  • 給油口から炎が吹き出た場合
    給油ノズル等はそのままにして、従業員を呼びましょう。
    給油ノズルを引き抜くと、こぼれたガソリンに引火して大変危険です!
  • よそ見等で給油口から給油ノズルが抜けた場合
    あわてずに給油レバーを引くのをやめ、給油ノズルを計量機に戻し、従業員を呼びましょう。
    給油レバーを引いたまま、給油ノズルを給油口に戻すと、跳ね返ったガソリン等が身体にかかり大変危険です! 

コバトンの絵

その他

  • 不明な点があったら、セルフスタンドの従業員に確認してください。
  • 吹きこぼれ等の異常事態が発生したら、従業員に知らせ、従業員の指示に従ってください。
  • 給油ノズルを落としたら、従業員に知らせてください。
  • スタンド内での接触事故が毎年数件発生しています。安全運転に心がけてください。
    特にバックするときは、後方確認に御注意ください。

 関連リンク

セルフスタンドにおける事故事例

 県内のガソリンスタンドでの事故は、平成21年は17件、平成22年は19件、平成23年は7件発生しました。 事故の内容は、静電気による火災と、前方不注意等により車両が計量機に接触する事故が多くなっています。
 幸い大きな事故には至っていませんが、ガソリン等の可燃性蒸気に引火すると大けがをするおそれもありますので、十分御注意ください。

埼玉県内のセルフスタンドにおける事故事例

発生年月

事故の概要

平成22年8月

顧客が自家用車にガソリンを給油中、給油ノズルを給油口に完全に差し込まずに給油していたため、オートストップが作動せずガソリンが漏えいした。このとき飛び散ったガソリンが顧客の目に入り、救急隊により病院へ搬送された。
ガソリンが目に入り軽傷者1名。

平成21年3月

灯油を購入するため、顧客が注油空地に向かって乗用車を後進させたところ、誤って計量機に衝突し破損させた。
負傷者なし。

平成20年4月

顧客が乗用車に給油中、後方で給油待ちをしていた別の乗用車に追突された。給油中の顧客と近くにいた従業員の2名が負傷、計量機が破損した。
負傷者2名。

平成19年8月

給油ノズルを握ったままの状態で計量機を目視しようと振り向いたときに、給油口から給油ノズルが外れ、ガソリンが顧客の目や身体にかかった。
ガソリンが目や身体にかかり軽傷者1名。

平成18年11月

自家用車への給油を終えノズルを収納しようとした際、誤って給油ノズルを握ってしまったため、少量のガソリンが流出した。
跳ね返ったガソリンが顔面にかかり軽傷者1名。

平成18年6月

レンタカーのトラックでスタンド内に進入したところ、キャノピー(屋根)に荷台部分を衝突させ、計量機が傾いた。
負傷者なし。

平成18年4月

普通乗用車に給油中、静電気の火花により引火した。
給油ノズルを奥まで差し込んでいなかったため、アースが取れていなかったと推測される。
負傷者なし。

平成18年1月

スクーターに給油中、静電気の火花により引火した。
手袋をはめたまま静電気除去シートに触ったため、静電気の除去が不十分だったのが原因。
負傷者なし。

コバトンの絵

 

全国のセルフスタンドにおける事故事例

発生年月

事故の概要

平成21年3月

乗用車にハイオクガソリンを給油開始直後に、虫が給油口付近に集まってきたため、追い払おうとしてズボンのポケットからライターを取り出し、給油を継続しながら点火したところガソリンの可燃性蒸気に引火し炎があがったもの。
負傷者なし。

平成20年12月

初めて利用に来た顧客が、給油ノズルを原動機付自転車の燃料タンクに挿入し給油を開始したが、ノズルの挿入が浅かったためオートストップが作動せずにガソリンが漏えいした。
負傷者なし。

平成19年3月

顧客が給油を一旦中止し、自家用車の給油口にノズルを挿入したまま給油取扱所の事務所に向かった。同乗していた子供2人(7歳、4歳)も車から降りており、7歳の子供がノズルを給油口から外し、レバーを握ったためガソリンが車両に向かって噴出、跳ね返ったガソリンを子供2人がともに浴びてしまった。
負傷者2名。

平成18年12月

顧客が自家用車の給油口に給油ノズルを浅く差し込み、メーターを見ながら給油していたため、オートストップが作動せずにガソリンが漏えいした。
負傷者なし。

平成18年6月

顧客が給油終了後に計量器にノズルを戻す際、誤ってレバーを握ってしまい若干のガソリンが顔や服にかかった。
負傷者1名。