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ねこが庭などに入らないようにする方法

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年4月1日更新

ねこが庭などに入らないようにする方法

 ねこがお宅の庭や花壇・畑に入り込み、フンや尿をするのは、周辺のどの場所よりもお宅がそのねこにとって快適な場所だからです。
 ねこにとって快適な場所とは...「人の出入りが少なく、番犬もいない静かで安心できる場所」「気持ちよく排便ができるための、やわらかい土や砂、芝生等がある場所」「餌を捜し歩かなくても簡単にもらえる場所」です。ねこが来ないようにするためには、その環境を変えてやればいいのです。でも実際にはなかなか変えることは難しいことです。そこで比較的効果があると思われる方法をあげてみます。周りにねこを寄せ付けたくない方、一度お試しください。

 ※個体差もあり、あまり反応しないねこもいます。また、方法によっては効果が長続きしない場合や、反復継続することが必要な場合が多く、だんだんとねこが慣れてしまって反応しなくなる場合もあります。

【忌避剤】

  ● ねこの嫌いな臭いや刺激性によってねこが近づきにくくする方法です。

  雨や風で効果が薄れてしまうので、効力を維持するために定期的に交換しましょう。

  ● ねこが臭いに慣れてくると効かなくなるので、同じものを長期間利用するのではなく、時々種類を変える必要があります。

  臭いがきついものや色が付いてしまうものもあります。

  あらかじめ、近所の人にも説明しておきましょう。

  ※注意:化学薬品などは化学物質過敏症など健康被害の誘因となる可能性があるので使用はひかえてください。

対策使用方法・参考事項等
市販の忌避剤ペットショップや薬局、ホームセンター等で販売
 ※ 長期間にわたって効果が持続するわけではないことに注意
  (ある程度の期間ごとに反復して撒く必要があるが、価格との兼ね合いの判断が必要)
   ねこの個体差で反応が鈍い場合がある。
香りの強いハーブなどの植物を植える

ねこの嫌がる香りのするハーブなどを植えるか、鉢植えをねこの通り道に置く。あるいはハーブの香料を置く。

※ランタナ、ユーカリ、ゼラニウム、ヘンルーダ、ローズマリー、レモングラス、柑橘類、ペパーミント、タマネギ、ニンニク、チャイブ、マリーゴールド、カニナハイブリッド(ドイツで開発されたコリウスの一種で犬にも有効と言われる) など

木酢液

園芸用肥料としてホームセンター等で販売されている。

容器に入れるか、スポンジや布に浸み込ませて置く。

スプレーすれば、猫のにおい消しにも有効。

竹酢液を加工

竹酢液(園芸用肥料としてホームセンター等で販売されている)を加工して撒く
  材料 : 竹酢液(約400ml)、唐辛子(10本~15本)、レモンバームの葉(20~30枚)

  1. 作り方 : (1) 500mlの空のペットボトル容器に材料を入れる。
             (2)  1~2日後にレモンバームと唐辛子を除く。
  2. 使い方 : 4~8倍に薄めて使う。(匂いがきつい場合は10倍位まで適当に薄める)

生にんにく

・細かくきざんで撒く。

・ネットに入れて吊るす。

とうがらし

細かく刻むか粉末状のものを撒く。

※ 唐辛子パウダーなどはアリが食べてしまう

コショウ、カレー粉等の香辛料

通り道やフンをする場所に散布する。

コーヒーかす、茶殻

コーヒーを淹れたあとのカス、どくだみ茶などの茶殻を散布。

※ 乾燥してしまった場合の効果は不明。花壇等にも撒ける。

米のとぎ汁

磨ぎはじめの濃い汁を毎日撒く。 ( ※ 毎日行う必要ありとのこと。)

ミカンなどの皮

・かんきつ類の皮を撒く。(※乾燥してしまった場合の効果は不明)

・かんきつ類の香りのする薬品を置く。

食用酢

容器に入れるか、スポンジや布に浸み込ませて置く。

2倍から10倍程度に水で薄めたものを噴霧( ※ 毎日行う必要ありとのこと。)

ハッカ系のもの・ ハッカ系芳香剤、ハッカ系ハーブ、ハッカ系練り歯磨き、(湿布薬?)
どくだみの葉

・どくだみの葉をつぶしたもの撒く。またはつぶした汁をまく。

・どくだみを植える。

重曹

撒いたり、土に混ぜ込むことで、猫のにおいを消すことができる。

これらのほかに、市販品が園芸店、ホームセンター、ペット店、スーパー等で売られています。

以下の薬剤も効果がありますが、毒性があるので、人が食べたり、飲んだり、吸引してしまうことのないよう取り扱いに注意が必要です。

幼児のいるご家庭や公共の場では使用しないでください。
対策使用方法・参考事項等

タバコの吸殻水

タバコの吸殻を水やお湯につけておいたものを撒く。
(誤って飲むとニコチン中毒になるおそれがある。 )

塩素系漂白剤

ブリーチやハイターなどを濃いめに水で薄めて容器に入れておく。
(散布すれば猫の臭い消しにも有効。 目、鼻、喉の粘膜を痛めるおそれがある。また、腐食するので金属部には使用できない。 )

ナフタリン・樟脳

 ネットに入れて風上に吊るす。土に埋める。
(幼児が誤って食べると中毒をおこすおそれがある。)

【構造物】

対策使用方法・参考事項等

水を撒く

ホースでたっぷりと水を撒く。(※ ねこは水を嫌う。)

砂利(軽石)

大きめの砂利を敷き詰める。軽石(中玉の大きさ)は安価で効果も大きい。花壇などの場合は直径1cm程度の軽石が混じった観葉植物用の土を敷くのもおすすめ! 最近、ホームセンターで見かける防犯砂利は高価だが、防犯効果も含めた効果が期待される。(防犯砂利のねこに対する効果は未確認。ねこに対しては大きさが小さめのものを選ぶと良いかも)

大きな石

物理的に歩けなくなる位置に石を置く。

松ぼっくり

猫が歩くところに敷きつめる。

枯れ枝球根や種が植えている所に敷きつめると掘り返されない。

トゲのある植物を植える・葉を撒く

カラタチ、バラ、サボテン、ヒイラギ、ピラカンサ、地面に沿って延びるタイプのコニファー など
 ※ ねこの通り道対策として植栽に。ヒイラギの葉を花壇等の表土にすき込むと効果的。 ※ 花壇等におすすめ

地面を被う植物を植える

日当たりの良い庭の場合の例 : タイム、ヘリクリサム、ビオラ、オランダイチゴ、ケンタッキーブルーグラス、ブルーフェスク、リボングラス、レモングラス、ゼラニウムなど

日陰の庭の場合の例 : アイビー、ツルニチニチソウ、斑入りカキドオシ、ラミウム類 など

 ※ 植物が10~30cmぐらいの高さ(ねこの目の高さぐらい)に繁っていると、ねこは茂みの 中に入っていかない。

 ※ 茂みの高さがきるだけ高く、密であることが望ましい。やわらかそうな裸の土を見せないこともポイント。

 ※ 軽石等を敷く方法を併用するなどの工夫をすれば、全体を植物で覆う必要がなくなる。さらにハーブ系・柑橘系の香りがする植物の場合は相乗効果が期待できる。

灰などを撒く

ホームセンターや園芸店で販売されている。

園芸用の石灰や炭粉などを撒く。(※足に付き、ねこが嫌がる。)

とげとげシート

ホームセンターや園芸店で販売されている。

全面に敷きつめなくても、跳び越えられない幅に敷けばよい。 塀の上など有効。

目の細かい網

敷くと爪がひっかかり歩きにくい。

アルミホイル

敷くと足音がするので嫌がる。

物理的妨害トレリス(ガーデニング用の木製の柵)を倒しておいておく。(花壇等の場合)

ネットや柵

乗り越えられない高さ(1.5メートルほど)の網、柵で囲うか、侵入路をふさぐ。

以下の侵入防止策は、人が転んだときに怪我をするおそれのない場所に設置しましょう
対策使用方法・参考事項等

テグス

釣り糸などのテグスを猫の足がひっかかる高さになるように、侵入口や通路に張る。
釣り糸は猫の目に見えないので、何かが触れる感じを嫌う。

割り箸など

割り箸や木の枝を通路や花壇、植え込みに立てる。

やわらかい土の地面はねこのトイレの場所になりやすいので、タイルを敷きつめたり、コンクリートで覆うという方法もあります。ただし、効かないねこもいます。

水を入れたペットボトルを設置する方法は、効果はほとんどありません。場合によっては、火災の原因となるのでやめましょう。

【ねこがやってきたときに撃退する方法】

対策使用方法・参考事項等

水鉄砲等

ねこは水で濡れることを嫌うので、追いはらうことができる。ただし、人がやっていることがわかってしまうと、不在時に侵入するようになるので、ねこに見破られないように隠れてするとよい。 

 ※ 柑橘系の匂いを含んだ水だとさらに効果的と言われている。
 ※ 散水式ホースを設置しておいて、ねこを見かけたら水を出すか、あるいは、センサー感知 式で自動放水する製品(インターネット通販で“ ガーデンプロテクター(散水器)” 等の名称 で1万6千円程度で販売されている)が販売されている。(効果不明)

ブザー

遠隔操作式のものやセンサーつきのものが防犯コーナーに販売されている。猫が通過するときに鳴らすと警戒して近寄らなくなる。

超音波機器

 センサー感知式の超音波発生器
 ※  ねこの個体差で反応が鈍い場合がある。
   また、だんだんとねこが慣れてしまう場合があり、費用対効果を考える必要がある。


○上記の方法は比較的効果があると思われる方法であり、個体差もあり、絶対に効くというものではありません。


○上記の方法を試される場合は、ねこの侵入経路、通路、フン尿をする場所等を調べてから撒く、吊るすなどされると効果的です。


◎ねこは愛護動物です。虐待にあたるような行為はしてはいけません。法律で罰せられます。